
大晦日
大晦日、読めても意味が分かりませんよね。
十日(とおか)二十日(はつか)はよく聞きますね、
耳慣れないですが三十日はみそかと読みます。
みそかは月末を表す言葉として定着します。
1年最後の12月の月末をおおみそかとよびました。
旧暦では30日は新月にあたり、
月が籠もって光がみえない「つきこもり」が晦り(つごもり)に転じ、
12月の月末をおおつごもり(大晦日)とも呼びました。
現在では漢字をおおつごもり(大晦日)とし、
「おおみそか」と読ませています。
大晦日と言えば年越しそばです。
画像は『どうれ百人一首』より年越し蕎麦をすする男性です。
江戸時代の商家では、毎月の月末に三十日そばを食べる風習がありました。
その風習が大晦日だけ残り、
脚気が流行した時にそばをよく食べる人は脚気にならないと言われ、
全国に広がったとされています。
細く長く、長生きをする。
切れやすいそばで今年の災厄を切り離す。
金細工職人が散らばった金粉をそばがきにくっつけて集めたことから、
金運上昇の願いも込められています。
さて、みなさんの年越しそばは、
冷たい盛そば派ですか、温かいかけそば派ですか。
画像の人物は、そば湯の入った湯桶が描かれていますので、
冷たい盛そば派ですね。
さんたは寒がりのなので、温かいかけそば派です。
コメント
いつも冷たいお蕎麦を頂いていましたが、温かいお蕎麦も良いですね!今年は両方頂いてみようと思います!笑