
掛け声
110年ぶりの新入幕優勝の話題でかまびすしい、大相撲春場所。
「はっけよ~い、のこった、のこった」
の独特な行司の掛け声が聞こえてきます。
取り組みの動きが止まった時には、はっけよ~い。
双方動いているときには、のこった、のこったと声を掛けているように見えます。
はっけよ~いは、八卦(占い)が良い、勝負の準備が整っている。
発気揚々(気を盛んにだして)勝負せよ。
早く競え(ハヤキホエ)など様々意味が唱えれています。
のこったは、土俵に残ったで、まだ勝負がついていない頑張れと、
力士を鼓舞する掛け声です。
はっけよ~いは、相撲には勝負のスタートを合図する掛け声ではありません。
相撲の立ち合いは、双方相手との呼吸を合わせてスタートする、
対戦競技としては異例な形態です。
もうすぐ4月になります。
今年も多くの新入生や新入社員が新しい一歩を踏み出します。
新入幕で優勝した尊富士のように、
新しいステージに呼吸を合わせて、
舞台は整っています、
気を盛んに出して、
負けずに頑張れ、
「はっけよ~い、のこった、のこった。」
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