
五月人形
5月5日は、こどもの日の祝日です。
男の子の端午の節句として広く知られています。
3月3日の雛祭りが祝日ではないので、
男の子だけ贔屓されているとの声もありますが、
法律上5月5日は男女を問わずこどもの人格を重んじ、
母に感謝する日と定められています。
現実的には、男の子の節句として定着しています。
その端午の節句に欠かせないのが、五月人形です。
兜や甲冑など戦いの道具と捉える事もできますが、
我が子を守って欲しいとの願いからこれらが選ばれています。
お節句の人形は、一人ひとつが原則です。
これは人形屋さんの陰謀ではありません。
人形は降りかかる災いを替わって受けてくれると信じられています。
雛祭りの流し雛がその典型です。
次男が生まれたら、次男用の五月人形が必要になります。
お父さん、お母さんの五月人形や雛人形をこどもに贈ることは、
災いも一緒に贈ることになりますので注意してください。
こども用の人形と一緒に飾る事は、問題ありません。
お父さんの甲冑飾りに、
長男の鐘馗様、次男の金太郎とか
長女の段飾りに、次女の親王飾り。
不要になった人形は、神社やお寺でお焚き上げしてもらいましょう。
明治神宮では毎年人形感謝祭が行われます。
今年は10月6日日曜日開催されます。
節句人形以外の人形も受け付けて、
お焚き上げしてくれます。
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