
夏越の祓
梅雨に入り1年も半分経過しようとしています。
その半年間の罪や穢れを祓い、後半も元気で過ごせるようにお祈りする儀式を、
夏越の祓と呼びます。
神社に設置された2mくらいの茅の輪をくぐる儀式でも有名で、
夏の風物詩となっています。
その起源は神話時代のスサノオノミコトにまでさかのぼります。
スサノオノミコトがある兄弟に一夜の宿を借りたいと申し出ました。
裕福な弟は冷たく断りましたが、貧乏な兄の方は手厚くもてなしました。
スサノオノミコトそのお礼に、災禍を祓う茅の輪を授けました。
兄は教えに従い、その茅の輪を腰につけると、
疫病などから逃れられ、子々孫々繁栄したとの逸話からきています。
そして八の字を描くように茅の輪を3回くぐる今の形になりました。
「水無月の夏越しの祓する人は千歳の命伸ぶというなり」と
古歌を唱えながらくぐる神田明神の茅の輪くぐりが東京では有名です。
では、なぜ八の字に3回も回ってくぐらなければならないでしょう。
いろいろと調べてみましたが、
説明は神事だからと詳しい事は分かりませんでした。
江東区にある東大島神社は3連の茅の輪が設置されており、
ぐるぐる回らないで一直線にまっつぐ進める神社です。
コメント
先日、神田明神の茅の輪をくぐってきましたが古歌を知りませんでした。唱えながらまたくぐりに行きたいと思います。
古うたは、神田明神のHPにも掲載されてたと思います。
茅の輪くぐりはずっとやってきていて、最近は神田明神の茅の輪くぐりをしています!
神田明神HPに載っていました。
今度は唱えながらくぐってみます。