
さんたのおつなお話 お月見は三回
9月29日は中秋の名月(お月見)です。
江戸時代までの暦は月の満ち欠けが基準に作られており、朔日の新月に始まり、満月は15日でした。
十五夜は満月の事で、中秋の名月は旧暦8月の満月です。
次に美しいとされている月は、旧暦10月13日の十三夜です。
不完全な物に美を見出すことが好きな日本人は、満月に満たない十三夜の月見を新たに生み出し、
どちらか一方しか月を見ないと、片見月とか片月見と言って嫌いました。
この2回の月見が、今年の収穫に結びついていることから、来年の豊作を祈る三の月も生み出され、お月見は3回となりました。
三回目のお月見は、十日夜と書いて「とおかんや」と読みます。
お供えするお菓子もそれぞれ違うので、この表を参考にして3回のお月見にチャレンジしてみては如何でしょうか。
コメント
今年は3回のお月見を楽しみます!お菓子まで違うなんて知りませんでした!
今日の半月を見ながら金曜日の満月が楽しみになりました。9/29は芋の菓子でお月見します!