
さんたのおつなお話 土用の辰の日
土用は丑の日でしょ?って思ってくれたら、つかみはOKです。
土用は年に4回あります。
中国から伝わった陰陽五行説により、火水木金土の五行に季節を割り当てました。
春は木、夏は火、秋は金、冬は水。土が余ってしまったので、
各季節の後半約18日間に土を割り当てたのが土用です。
土用の期間は土の神様の期間なので、土を動かす工事や引っ越しなどを避ける風習がありました。
そんな土用の期間ですが、丑の日うなぎを食べるなどの元気挽回策があります。
夏の土用は丑の日に「う」と黒い食べ物、うなぎ、うどん、土用餅、
秋の土用は辰の日に「た」と青い食べ物、たい、大豆、青菜。
冬の土用は未の日に「ひ」と赤い食べ物、ひらめ、ヒレカツ、トマト。
春の土用は戌の日に「い」と白い食べ物、いわし、イカ、大根などが良いとされています。
2023年の土用の入りは10月21日、土用の明けが11月7日です。
土用の辰の日は、10月25日と11月6日になります。
土用明けの11月7日は節分とも言います。
季節を分ける日なので、4回巡ってきます。
豆まきをする春の節分とうなぎを食べる夏の土用がクローズアップされていますが、
どちらも四季と同様に4回巡ってきます。
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