さんたのおつなお話 紅葉狩り
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さんたのおつなお話 紅葉狩り

今回は紅葉狩りです。
①モミジとカエデの違い
 モミジは日本固有の呼び方、写真のように切れ込みの深いものを指します。
カエデは蛙の手のように見えるものを指します。
学名にモミジは無く、英語でもモミジ=ジャパニーズメープル、カエデ=メープルです。
②紅葉と黄葉
  毎年気象庁よりふたつの「コウヨウ」前線が発表されます。
紅葉の見頃は12月1日、黄葉の見頃は11月26日です。
紅葉をもみじと読みますが、黄葉は何と読むでしょうか。
もみじとも読みますが、神田警察通りや神宮外苑で悪目立ちしているイチョウと読みます。  
③〇〇見と〇〇狩り  
花見、雪見、月見と鑑賞することを〇〇見と呼んでいます。
いちご狩り、潮干狩り、ぶどう狩りなど収穫物があるのを〇〇狩りと呼んでいます。
紅葉を見に行くなら「もみじみ」、狩りをするなら蛙の手なのでしょうか?
秋は収穫の時期で、ぶどう狩りやキノコ狩りなど収穫の狩りが多く、
収穫はないが秋に行う紅葉鑑賞を紅葉狩りを呼んだようです。
その流れで桜狩りという言葉もできました。
また、紅葉狩りの起源は平安貴族の和歌を詠む会でした。
貴族の外出はとても大掛かりな事で、そうたびたび外出して宴を開くことは憚られました。
紅葉見だとただの飲み会になっちゃうので、
収穫のある狩りだと言い切って、飲みに行ったとの説もあります。
今のお父さん方の言い訳ぽくって、おもしろいですね。

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投稿者

さんた
さんた

千代田区民

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