
稽古始め
6月6日は稽古始めの日です。
6歳の6月6日にお稽古(習い事)を始めると、
上達が早いとされています。
楽器の日、邦楽の日、生け花の日などに制定されています。
室町時代に著された世阿弥の風姿花伝に、
習い事を始めるのは、数え七歳(満6歳)が最もよいをと記されています。
能から歌舞伎へと伝わり、広く芸事一般に浸透していきました。
片手の指を折りながら数を数える時、
広げた指をひとつ、ふたつと折っていき、
むっつでは折った小指を再び立てます。
6は小指が立つ、子が立つ、子どもの独り立ち
の日として6歳6月6日が定着しました。
日本ほどゾロ目が好きな国はありません。
五節句の3月3日や5月5日、車のナンバープレート、
紙幣のゾロ目並びは高額で取引されます。
デジタル時計で同じ数字が並んでいると
何故かうれしくなるのも日本人特有かもしれません。
今年の6月6日は令和6年です。
元号を使っている郵便局の消印は、6のゾロ目になります。
自分自身や友人に手紙を書いて送ってはいかがでしょうか。
3年前の令和3年3月3日のさんたの日に
千代田区内に25ある風景の消印を押してくれる郵便局を
全て回りました。
半日くらいで回れると予測していましたが、
東京駅前の中央郵便局で1時間半の並び列、
一日がかりになってしましました。
本当に、みんなゾロ目が好きなんですね。
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