
寒中見舞い
暑中見舞いは、専用のはがきが売られたりしていてご存知ですよね。
年の始めが年賀状、半年すぎての挨拶が暑中見舞いと
認識してる方が多いですが、
これは郵便局の陰謀です。
夏の贈り物がお中元、冬の贈り物がお歳暮と、
贈答の文化を創り出した百貨店の陰謀と同じです。
お中元とお歳暮は、
それぞれ別々の行事で元になった宗教も違います。
寒中とは、1年を24の季節に細分化した二十四節気の小寒から
立春の前日(節分)までの期間を表します。
同様に、暑中は小暑から立秋の前日(節分)の期間です。
どちらも暑さ寒さのピークの時期で、
相手を気遣う手紙や贈り物をします。
お歳暮の返礼が年内に間に合わない場合は、
年明けに寒中お見舞の掛け紙で松が取れてから返礼します。
喪中で年賀状の返信ができない年は、
寒中お見舞いとして返信します。
令和6年の寒中は、1月6日小寒から2月3日の節分までです。
途中の1月20日が大寒になります。
2月4日の立春を過ぎたら、
寒中ではないので寒中お見舞は使えません。
しかしまだまだ寒い日が続きます、
その場合は余寒お見舞としてください。
残暑お見舞の連想から、残寒お見舞としないように。
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